ニュースを開けば、世界各地の不安定な情勢や、先行きが見えない不安を煽るような報道ばかりが飛び込んでくる。
数年前のコロナ禍(パンデミック)のときもそうだった。「世界経済はどうなってしまうんだ」「もう終わりかもしれない」と、誰もが暗いトンネルの中にいるような絶望感を味わった。
画面に映る急落していくチャートを見て、「このまま資産が溶けてしまうのでは…」と、夜も眠れぬ思いをした人も多いはずだ。
だが、歴史を振り返れば、人類は数々の未曾有の危機を乗り越えてきた。そして、一時的に地に落ちた株価も、必ず復活を遂げてきたのだ。
投資歴3年をへて、オルカン(全世界株式)の積立を続けている今の私のスタンスは揺るぎない。
「どんなに世界が揺らいでも、人間のたくましさと経済の復活を信じて、ただ淡々と積立を続ける」ということだ。
1. 過去のパニックと「株価の復活」の軌跡
私たちはこれまでも、世界的な大混乱を何度も経験してきた。そのたびに「世界が終わる」と言われたが、市場は驚異的な生命力で復活している。
【過去の主なショックと株価の回復イメージ】
| 出来事(危機) | 当時の市場の空気感 | 株価の動向・回復の足取り |
| ITバブル崩壊 (2000年前後) | インターネット神話の崩壊。「新時代は終わった」と絶望ムード。 | 経済の構造転換を経て、数年かけてじわじわと実体経済とともに回復。 |
| リーマンショック (2008年) | 百年に一度の金融危機。「資本主義の終わり」と言われた大暴落。 | 過去最大のショックと言われたが、大規模な金融緩和や企業の底力により数年で高値へ。 |
| コロナショック (2020年) | 未曾有のパンデミック。世界中で都市封鎖、経済活動が完全停止。 | 史上最速レベルの急落を見せるも、異例のスピード(約数ヶ月〜1年以内)で急回復。 |
こうして見ると、どんなに暗いニュースが連日報じられようとも、人間の経済活動は止まらない。世界中に分散投資するオルカンを持つということは、この「人類の回復の歴史」そのものにベットするということなのだ。
2. 親として願う「平穏な日常」と、投資の向き合い方
家に帰れば、3歳と0歳の可愛い息子たちが無邪気に笑っている。
親になればなおさら、「この子たちが大人になる世界に、どうか大きなパンデミックや悲劇がありませんように」と、平和や平穏な日常を心から願わずにはいられない。
投資の損益云々の前に、大前提として健康や平和な暮らしが何よりも大切だ。
その上で、不確実な未来に対して私たちサラリーマンが個人の力でできることは多くない。ニュースに一喜一憂してビビり、資産を投げ売ることほど愚かなことはない。
3. 不安な時代だからこそ、やるべきことは「いつも通り」
世界がどうなろうと、私たちは明日も満員電車に揺られ、仕事をし、子どもをあやし、ご飯を食べ、日常を生きる。
資産形成の土台が見えてきた今、焦る必要なんて何もない。
荒波のようなニュースに心をかき乱されそうになる時こそ、地に足をつけ、目の前の家族との時間を大切にしながら、淡々とオルカンの積立を続ける。
今日も明日も、相場とは程よい距離感を保ち、世界が少しでも穏やかであってほしいと願いながら、マイペースに歩みを進めていこう。



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