「よし、今日こそは見ないぞ。」
そう決めたはずなのに、気づけばポケットからスマホを取り出し、証券口座にログインしている。仕事の休憩中、トイレの中、そして寝る前の布団の中まで……。
投資を始めたばかりの3年前、私は完全に**「チャート中毒」**でした。
銘柄は、全世界に分散された「オルカン(eMAXIS Slim 全世界株式)」。本来なら「買って放置」が正解の投資信託のはずなのに、私は1円単位で動く評価損益に一喜一憂し、1日に10回は画面を食い入るように眺めていたのです。
そんな「握力の弱すぎる初心者」だった私は、ある日ついに**「最大の禁じ手」**を犯してしまいます。
それは、途中で全部解約してしまうこと。
今回は、私がオルカンを解約して分かった**「インデックス投資で絶対にやってはいけないこと」**を、実体験をもとに包み隠さずお話しします。
1. なぜ私は「オルカン」を解約してしまったのか?
当時の私は、月1万円から投資をスタートしたばかり。右も左も分からず、ただ「オルカンがいいらしい」という情報だけで飛びつきました。
しかし、いざ自分のお金が動くのを見ると、恐ろしくて仕方がありませんでした。
- スマホ依存状態: 隙あらばログイン。前日比で数千円増えていればニヤけ、減っていれば仕事のやる気が失せる。
- ノイズに振り回される: チャートを見すぎるあまり、ちょっとした下落が「大暴落の前兆」に見えてくる。
「一度リセットして、もっと安くなった時に買い直せばいい」
そんな根拠のない自信が、どれほど大きな損失と後悔を生むのか。当時の私はまだ気づいていませんでした。
2. 解約した結果、失った「3つのもの」
結局、私は不安に負けて全売却してしまいました。その結果、目に見える利益以上のものを失いました。
- 複利の効果(機会損失): 運用を止めた期間に相場が上昇。「持ち続けていたら増えていたはずの利益」を丸ごと逃しました。
- 買い直す勇気: 一度手放すと、再び買い直すタイミングが分からなくなります。「もっと下がるかも」と迷っている間に価格は上がり、結局高いところで買い直すハメになりました。
- 自分への信頼: 「自分は長期投資ができる人間だ」という自信を失い、再開するまで大きな足踏みをしてしまいました。
3. 【結論】インデックス投資で「一番やってはいけないこと」
3年の投資経験を経て、今ならハッキリ言えます。
インデックス投資で一番やってはいけないこと、それは**「自分の感情で売ること」**です。
暴落したから売る。怖くなったから売る。一度利益を確定させて安く買い直そうとする。これらはすべて、長期的な資産形成を邪魔する「ノイズ」でしかありません。
オルカンを信じるなら、相場が良くても悪くても**「気絶して持ち続ける」**のが正解。これが唯一にして最強の戦略だと痛感しました。
まとめ:これから投資を始めるパパ・ママへ
現在、私は心を入れ替え、貯金600万円を一括投資し、さらに月5万円の積立を継続しています。今の資産額は1,000万円を超えましたが、今はもう1日10回もチャートを見ることはありません。
途中で辞めたくなったら、私のこの「大後悔」を思い出してください。
目標(5,000万円)までは、何があっても「航路を守る」。 それが、家族の未来を守るための一番の近道です。

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