1. 給与明細の「5万円」を損切りした日
今月から、僕の給料は5万円減りました。 職種を変え、あえて収入の下がる道を選んだからです。
投資家として、月5万円の入金力が失われることがどれほど痛いか。オルカンの積立額に直結するその数字を前にして、全く迷わなかったと言えば嘘になります。
2. 「仕事人間」の先に、何があるのか
これまでの僕は、目標とする資産5000万円に向かって、がむしゃらに働く「仕事人間」になりかけていました。 しかし、ふと立ち止まった時に見えたのは、日々成長していく3歳と0歳の息子の姿です。
「資産が貯まった頃、僕は子供たちの何を覚えているだろうか?」
残業に追われ、寝顔にしか会えない毎日。このままでは、お金は増えても、父親としての記憶は空っぽのままです。それは投資家として、あまりに「割に合わない取引」だ。そう確信しました。
3. 資産1000万円が、選択肢をくれた
もし今、僕の口座が空っぽだったら、月5万円の減給を飲む勇気はなかったかもしれません。 3年間積み上げてきた「オルカン1000万円」という盾があったからこそ、僕は自分の人生のハンドルを、会社から自分の手へと取り戻すことができました。
お金を増やすために始めた投資が、皮肉にも「お金のために働く時間を減らす」という選択肢を僕にくれたのです。
4. 投資はやめない。歩幅を変えるだけ。
給料は減りましたが、投資をやめる気は1ミリもありません。 目標の5000万円に到達するスピードは、少しゆっくりになるかもしれません。でも、それでいい。
人生は、目標に到達した瞬間だけにあるのではなく、そこに至るまでの「今」の積み重ねだからです。
5. 「ゴリラパパ」として生きる
今の僕を、息子は変わらず「ゴリラパパ」と呼びます。 仕事を少しセーブして手に入れた時間は、家族と食卓を囲み、子供たちと笑い合うための時間。
銀行の残高を増やすことより、今は家族との記憶を増やすことに重きを置きたい。 月5万円の「損切り」で手に入れたこの暮らしを、僕はとても気に入っています。


