1. 「1,400万円」という巨大な壁をどう乗り越えるか
3歳と0歳の息子たちが、将来どんな道を選んでも全力で応援してあげたい。親としてそう願ったとき、避けて通れないのが「教育資金」という現実です。
我が家では、息子2人の「高校・大学の7年間 × 年間100万円 = 合計1,400万円」を具体的な準備目標に設定しました。多くの人が「とりあえず学資保険」と考える場面ですが、僕はあえて「投資信託(オルカン)」をメインに据えています。
2. なぜ「学資保険」ではなく「オルカン」なのか?
学資保険には確実性がありますが、今の低金利時代では「資産を増やす」という点では力不足です。一方、オルカン(eMAXIS Slim オール・カントリー)を選択したのには、3つの明確な理由があります。
- インフレに負けない: 10〜20年後、物価上昇に伴い学費も上がる可能性があります。現金固定の保険より、世界株の方が価値を守れる可能性が高い。
- 資金の柔軟性: もし子供が特待生になったり、予定より学費がかからなかった場合、そのまま老後資金にスライドできる。
- 複利の最大化: 0歳から大学入学までの18年間という長期スパンなら、世界経済の成長に乗る方が圧倒的に効率的。
3. 【シミュレーション】「運用しながら取り崩す」の威力
すでに投下している1,000万円のオルカンと、毎月5万円の積立を継続した場合、教育費のピーク時に資産はどうなっているでしょうか。(年利5%想定)
- 12年後(長男が高校入学): 資産は約3,150万円
- 15年後(次男が高校入学): 資産は約3,850万円
ここから毎年100万〜200万円を取り崩していくことになりますが、ポイントは「残りの資産は運用され続ける」ということ。一括で全額引き出すのではなく、必要な分だけ売却することで、資産寿命は劇的に延びます。
4. 暴落への備えはどうする?
「大学入学時に暴落したらどうするの?」という不安。これに対する答えは、「現金とのバランス」です。
我が家には現在300万円の貯金と、100万円の保険(一時払)という「確実な枠」があります。
- 暴落時: 現金・保険から学費を出す。
- 好調時: オルカンを売却して学費を出す。
投資に全振りせず、この数年分の「クッション」を確保しておくことで、マーケットの機嫌に左右されずに教育資金を供給し続けることができます。
まとめ:教育資金は「守り」ながら「攻める」
子供への最大のプレゼントは、お金を準備することだけでなく、「親が経済的に自立し、子供に負担をかけないこと」だと思っています。
オルカンで効率よく増やし、浮いた心の余裕で、今の息子たちとの時間を全力で楽しむ。これこそが、我が家にとっての最高の教育投資です。

